お役目がまぶしい世界

昨日のお話のちょっとつづき…

お母さんの電話で、
お父さんが点滴している時、兄が横についていてあげてた。
らしい。

そう言えば、とふと思い出した。
兄や姉が病気になった時、
お父さんは(嫌そうにも見えたけど笑)
病院で看病していた。
見ていないけど、きっと兄と同じく、
ベットの横についていてあげてたのだろう。
当時、確かにお母さんよりも心強いサポートだったように
感じていた。

幸いにも(残念ながら)私は超健康な体で、
入院経験がこれっぽっちもなく、
お父さんに看病してもらう機会がなかったな・・・

「兄はお父さんのお役目を引き継いだのかもしれない。」
と、ふと思った。
それは、めんどくさくて、でも家長の特権のようでもあり、
あまり言葉にして言いたくないけど、愛というもの。

お兄ちゃん、いいなぁ。

ふと、兄のお役目を羨んでしまった。
一番凛々しいお役目ではないか。
私がそうなりたかったのに。
なんて、思ってみたりもした。

が、次の瞬間にはすでに、

今ある自由は広大な気がする・・・と
のんきな身分に自由を感じてしまっていた私。
現金なやつなのだ。

 

=====