あなたが
ふと目に止めたり、
ふと誰かの話し声が耳に入ってきたりする
その言葉は、
私のアンテナと違っていて、

私はその言葉には全くピピッとなんかきていない。
ピピッとどころか、耳にさえ届いていない。

たとえ私にピピッときていない言葉でも、
その言葉はとても大事で、
あなたはいつかその言葉を発したり、使ったり、
書いたりすることがあると思う。
その時にはすでに、
その言葉はあなたが聞いた時と違う意味、
違う雰囲気、違う気持ちが乗っかっている。

それはいつの間にかあなたの言葉になっていて、
みんなが聞きたい!と思っているのは、
そのあなたの言葉。

ピピっとくるのはただのセンサー。
宝を見つけるためのセンサーのようなもの。

とか、思ってみた。

 

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